◆特に中小企業の場合、中核戦力の離脱は経営の死活問題
- 心の病による休職者は中小企業ほど多いことが判明
- うつ病で休職する期間は平均で約5ヶ月
- 心の病で休職者の約7割が働き盛りの30・40代
- 離脱者が出れば代替要員の確保・育成に多大な時間とコストがかかります。
- 急な離脱は引き継ぎができず業務の品質や生産性の低下は避けられません。
- 退職者が出れば採用コストの負担も重くなります。
◆メンタルの不調は軽度であっても業務の生産性や品質の低下に繋がります。
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ハインリヒの法則によれば1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があります。
- この法則に基づくと1人の休職者の背景には29人の軽症者がいることになります。
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軽症者が発見されぬまま増加し生産性や品質が低下しないよう注意が必要です。
◆メンタルヘルス対策や過重労働対策は事業者の社会的責任です。
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今や仕事に関して強い不安やストレスを感じている労働者が6割を超える状況です。
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精神障害等に係る労災補償の請求件数、認定件数とも近年増加傾向にあります。
- 厚生労働省は下記のとおり、事業者の責任としてメンタルヘルスの指針を定めています。
労働者の心の健康の保持増進のための指針(厚生労働省HP)